
新幹線っていろいろな種類の切符があるんだね。
なるべく安く快適に行きたいけど、比較するのめんどくさいよぉ。

確かに選択肢が多くて迷うよね。
基本的に早く予約した方が安くなることが多いよ。
東海道新幹線の東京・品川⇔浜松間をまとめたよ。
- 日帰りで往復する場合:往復新幹線プランがおすすめ。
- ホテルに泊まる場合:新幹線とホテルの宿泊セットプランがおすすめ。
- ホテルを利用しない場合:ぷらっとこだま(こだま号指定席)がおすすめ。
- 直前の利用などは、金券ショップを利用すると最安値になることもあります。
東京・品川⇔浜松間の所要時間と料金(通常期・大人)
所要時間
- ひかり:1時間14〜24分程
- こだま:1時間40〜52分程
切符 | 料金 | 備考 |
日帰り往復プラン | 12,500円〜14,700円程 | |
ホテル宿泊セットプラン | 13,300円程〜 | |
(通常料金) ひかり・こだま自由席 | 7,910円 | |
(通常料金) ひかり・こだま指定席 | 8,440円 | |
(通常料金) ひかり・こだまグリーン車 | 12,100円 | |
回数券 (自由席)(1枚あたり) | 7,250円 | ※「利用できない期間」あり。 |
スマートEX(自由席) (ひかり・こだま) | 7,910円 | |
スマートEX(指定席) (ひかり・こだま) | 8,240円 | |
スマートEX(グリーン車) (ひかり・こだま) | 11,900円 | |
EXこだまグリーン早特 (こだまグリーン車) | 8,120円 | ※「利用できない期間」あり。 3日前までに予約。 グリーン車最安値。 |
エクスプレス予約 (自由席・指定席)(有料会員制) | 7,710円 | |
エクスプレス予約 (グリーン車)(有料会員制) | 10,910円 | |
ぷらっとこだま (指定席) | 6,900円 | 1ドリンク付き |
ぷらっとこだま (グリーン車) | 8,600円 |
※「利用できない期間」:2022年度は、4月27日(水)~5月6日(金)、8月10日(水)~8月19日(金)、12月28日(水)~1月6日(金)はご利用いただけません。
※ぷらっとこだまの繁忙期:2022年7月16日~18日・23日・24日・30日・31日、8月6日・7日・10日~21日、27日・28日、9月17日~19日、23日〜25日、10月8日~10日、12月28日~31日、2023年1月1日~6日
※指定席の回数券は、2021年3月31日発売分をもって発売終了しました。
1番おすすめなのは?
日帰りで往復する場合
新幹線で日帰り往復する場合には、往復新幹線プランが一番安いです。
- 往復12,500円〜14,700円程(時期や行き先、特典クーポンにより異なる)
- 実質片道あたり6,250円〜で、ひかり号指定席に乗車可能。
- ひかり号とこだま号の往復新幹線の指定席切符を申込時に選択するプラン。
- 観光地の見学チケットや、新幹線の売店で使えるクーポンが特典でセットになっている。
- オプションでグリーン車(+700円〜)も選択可能。
ひかり指定席の通常料金は、片道8,440円、往復16,880円です。
例えば往復12,500円のプランを選んだ場合、16,880円-12,500円=往復で4,380円安くなります!
特典はさまざまな種類がありますが、大体1,000円分の特典が付いてくるプランが多いです。
もし、特典を使う機会がなくても、ひかり号指定席に往復12,500円〜(片道6,250円〜)で乗れる切符は他には存在しません。
注意点としては、時刻表に記載の全列車が選択できるわけではなく、旅行会社指定の列車から選択する形となります。
切符の受け取り方法は、ネット予約の場合、当日に駅で引換が主流になりつつあります。
旅行会社によって受取条件や決済方法など違いがありますので、ご確認ください。
JR東海ツアーズの日帰り往復プラン
JR東海ツアーズのプランのココが良い!
- 他社と比較すると、選べる新幹線の数が多く、安いプランが多いです。
- 特典付きプランの種類が多いです。
例えばこんなプラン
- (東京)ずらし旅◆日帰り1day 東京■静岡地区発:12,700円〜
- (浜松)ずらし旅◆日帰り1day 浜松 :15,000円〜
日本旅行の日帰り往復プラン
日本旅行のプランのココが良い!
- 午後出発の時間帯でも、選択できる列車が多めです。
- 全国各地に支店があるので、家の近くに支店があれば急な申込時にも便利です。
例えばこんなプラン
- (東京)東京タワーメインデッキ入場券付きプラン:12,800円〜
JTBの日帰り往復プラン
JTBのプランのココが良い!
- 新幹線の座席を指定できるので、喫煙ルーム、お手洗いに近い席などを選べます。
- 選べる特典の数は他の旅行会社と比較して、1番多いです。
- 全国各地に支店があるので、家の近くに支店があれば急な申込時にも便利です。
例えばこんなプラン
- (東京)展望施設「SHIBUYA SKY」入場券付きプラン:12,500円〜
ホテルに泊まる場合
新幹線で行ってホテルに宿泊する人は、新幹線とホテルの宿泊プランにするのが最安値(13,300円程〜)です。
- ホテルの立地や新幹線の時間帯、観光シーズンなどの条件により料金が変動する場合があります。
- ひかり号とこだま号の往復の新幹線指定席切符と、宿泊先を選択するプランです。
- オプションでグリーン車が選択可能です。(こちらもプランにより料金が変動する可能性があります)
ひかり指定席の通常料金は、片道8,440円、往復16,880円です。
例えば13,300円のプランを選んだ場合、16,880円-13,300円=往復で3,580円安くなった上に、ホテルに1泊無料で泊まれることになります!
注意点としては、時刻表に記載の全列車が選択できるわけではなく、旅行会社指定の列車から選択する形となります。
旅行会社によって受取条件や決済方法など違いがありますので、ご確認ください。
同じ宿泊先や地域でも、旅行会社ごとに値段や選べるホテルなどが違います。
JR東海ツアーズの新幹線+宿泊セットプラン
JR東海ツアーズのプランのココが良い!
- 他社と比較すると、選べる新幹線の数が多く、安いプランが多いです。
- 特典付きプランの種類が多いです。
例えばこんなプラン
- (東京)イビススタイルズ東京銀座:13,300円〜
- (浜松)EN HOTEL Hamamatsu :14,000円〜
日本旅行の新幹線+宿泊セットプラン
日本旅行のプランのココが良い!
- 出張プランなど、1人旅でもホテルの選択肢が多いです。
- 女性向けプランや、安いビジネスホテルのプランも多いです。
例えばこんなプラン
- (東京)ホテルモントレ半蔵門ずらし旅体験プラン付きプラン:15,600円〜
- (浜松)アパホテルプラン:15,300円〜
※予約入力を進めると「往路(行き)選択」で浜松を選べます。
JTBの新幹線+宿泊セットプラン
JTBのプランのココが良い!
- ディズニーホテルなどの家族向けプランが充実しています。
- 高級ホテルのプランの種類が多いです。
例えばこんなプラン
- (東京)ホテルタビノス浅草 60日前プラン:15,400円〜
- (浜松)EN HOTEL Hamamatsuプラン:14,500円〜
ホテルを利用しない場合
ただ、こだま号はひかり号より所要時間が15〜40分程多くかかるので、早く着きたい人はひかり号を選んだ方が良いかもしれません。
金券ショップもあり
登録や予約が面倒な人は、金券ショップに行くのも良いと思います。
金券ショップを利用すると自由席が6,990円程〜で販売されており、直前でも、割引切符と同程度の料金で新幹線が利用できることがあります。
金券ショップ
金券ショップで販売されているのは、主に回数券のバラ売りです。
料金は各店舗によって異なります。
お盆やGWなどの繁忙期は、金額も高くなり回数券も使えません。
あるいは、東京〜浜松までの乗車券だけが安く販売されており、特急券のみをJR窓口で自分で購入する場合もあります。
(そのほうが安い場合もあります。)

新幹線は、乗車券 + 特急料金で料金が決まります。
やり方なども金券ショップなどで詳しく聞いてみてください。
時期や場所により、値段も変化します。
回数券
6枚セットの回数券です。
回数券1枚ずつ使用できます。
全列車に利用できます。
各駅窓口で購入できます。
設定区間のどちらの方向からでも利用できます。
ただし、使用開始時をもって乗車方向が確定します。
- 利用期間:通年
- 発売期間:(自由席)通年
※発売当日有効開始分のみ発売。
※指定席は、2021年3月31日発売分をもって発売終了しました。 - 有効期間:3箇月
※ただし、以下の利用できない期間にかかった日数分、有効期間を延長。
新幹線回数券(自由席)の公式サイトはこちら

スマートEX
インターネット予約サービスです。
会員登録(年会費無料)が必要となります。
クレジットカードと交通系ICカードを登録すれば、すぐに利用可能です。
予約の変更は、列車発車直前まで何度でも手数料無料でできます。
交通系ICカードで乗車可能、切符も利用できます。
(交通系ICカード未登録の場合等は、事前に指定席券売機等で切符を受け取って乗車)
今回使える割引サービスは以下の通りです。(結構オススメです)
- スマートEX
- EXこだまグリーン早特
スマートEX
- 発売期間:1ヶ月前(10:00)〜発車4分前まで予約可能。
(予約の変更は無料で何度でも行えます) - 対象列車:1年中、東海道・山陽新幹線の全区間、終日の全列車が予約可能。
自由席が混み合う繁忙期も予約・乗車できます。 - 利用人数:一度に予約できる人数は、1名から6名まで。
こども用の設定もあります。
くわしくはこちら

EXこだまグリーン早特
- 発売期間:1ヵ月前(10:00)〜3日前(23:30)まで予約可能。
(予約後に予定が変わっても、他の商品等に手数料無料で変更できます(差額は必要です)) - 対象列車:「こだま」のグリーン車。
指定列車以外への乗車はできません。
席数限定の商品です。 - 利用人数:一度に予約できる人数は、1名から6名まで。
くわしくはこちら

割引サービス(結構オススメです)
- スマートEX
- EXこだまグリーン早特
スマートEX公式サイトはこちら

エクスプレス予約
会員制インターネット予約サービスです。(私も使っています)
※年会費1,100円(税込)
繁忙期も一年中変わらない料金で利用可能です。
年会費はかかりますが、東京〜浜松間を往復すれば、元がとれちゃいます。
JR東海のエクスプレスカードでは、ポイントを貯めてグリーン車に乗れるポイントプログラムもあります。
購入後、予約の変更は列車発車時刻前まで、何度でも手数料無料です。
EX予約専用ICカードまたは交通系ICカード利用で、チケットなしで乗車できます。
- 発売期間:1ヵ月前(10:00)〜列車発車時刻の4分前まで予約可能。
- 対象列車:終日の「のぞみ」「みずほ」「ひかり」「さくら」「こだま」「つばめ」
普通車指定席・グリーン車・普通車自由席
(東海道・山陽新幹線区間内に限る) - 利用人数:一度に予約できる人数は、1名から6名まで。
こども用の設定もあります。
エクスプレス予約に登録していれば、新たに登録することなく下記の切符を購入することができます。
エクスプレス予約公式サイトはこちら

ぷらっとこだま
ぷらっとこだまとは、JR東海ツアーズが提供している、以下のセット商品です。
(切符ではなく旅行クーポン)
- こだま号の片道指定席、またはグリーン車
+ - 1ドリンク引換券
(条件はありますが、缶ビールも引換可能)
東京〜新大阪の間の指定区間(東京〜名古屋、東京〜京都など)を最安値で利用できます。
宿泊先が決まっていたり、自宅に帰省する際は便利な旅行商品(格安チケット)です。
インターネット、店舗、コールセンターから予約可能です。
- 発売期間:(インターネットの場合)1ヵ月前(11:00)〜前日の17:00まで予約可能。
- 対象列車:こだま号の指定席・グリーン車。
- 利用人数:一度に予約できる人数は、1名から6名まで。
こども用の設定もあります。

たまに高い時がある(繁忙期)
ぷらっとこだまには、通常期と繁忙期というものが存在します。
ざっくり言うと、GWやお盆休みなどです。
新幹線には、通常期、閑散期、繁忙期というものが設定されています。
夏休みや春休みなど、混雑する時期は指定席料金が割増になり、梅雨時などは閑散期となり、指定席料金が割安になるというものです。
ちなみに自由席料金は年中同じ金額です。
JR東海のホームページによると、今年度の繁忙期は下記の通りです。
勘の良い方はお気づきでしょうが、新幹線の切符を普通に購入する場合の繁忙期とぷらっとこだまの繁忙期が微妙に違うんです!!(ややこしい)
例えば、ぷらっとこだまでは、9月17日〜19日の三連休は繁忙期で料金が割増になります。
東京・品川〜浜松間でこだま号指定席を「ぷらっとこだま」で購入した場合、7,300円かかります。
一方、EXこだまグリーン早特だと9月17日〜19日の三連休でも、こだま号グリーン車料金が、8,120円です。
グリーン車料金との差が縮まりました。
ひかり自由席を通常料金で購入しても、7,910円と差額が610円となり、「ぷらっとこだま」を利用するお得感が薄れてしまいます。
予約変更できないので注意!
他の切符だと乗る直前まで席の予約をし直すことができるものがありますが、ぷらっとこだまは予約変更ができません。
予約を変更する場合は、不要な予約を取り消して、新しく予約し直す必要があります。
出発の10日前より、旅行代金に対して以下の料率で取消料が発生します。
取消日 | 取消料 | |
旅行開始日の前日から起算してさかのぼって | ①11日目にあたる日以前の解除 | 無料 |
②10日目にあたる日以降の解除 (③~⑥を除く) | 旅行代金の20% | |
③7日目にあたる日以降の解除 (④~⑥を除く) | 旅行代金の30% | |
④旅行開始日の前日の解除 | 旅行代金の40% | |
⑤当日の解除(⑥は除く) | 旅行代金の50% | |
⑥旅行開始後の解除または無連絡不参加 | 旅行代金の100% |
「【ぷらっとこだま】取消料はいつからかかりますか。」JR東海ツアーズ公式サイトより
JR乗車票とドリンク引換券の発券について
JR乗車票とドリンク引換券は、新幹線専用改札口付近にある「JR東海の指定席券売機」または「JR東海ツアーズ店舗(きっぷうりば)」で営業時間内に受け取る必要があります。
※以下の場所では受け取れません。
- 在来線(新幹線以外の鉄道)乗車駅や、新幹線乗車駅のJR東日本・JR西日本券売機
- 在来線改札内(新幹線乗換口)の券売機
- JRの窓口(きっぷうりば)
- 東京駅丸の内口や京都駅烏丸口付近
東京駅の場合、八重洲口の、JR東海の新幹線専用改札口付近の券売機を利用する必要があります。

東京や京都の場合は要注意!
余裕を持って、新幹線の乗車前に受け取ると心掛けておきましょう。
★のりばの例
東京駅の東海道・山陽新幹線のりば(八重洲中央北口)と券売機
(2枚の画像を横につなげています)
★発券機の例
東京駅の場合、JR在来線や、東北新幹線と東海道新幹線の乗り換え改札では、発券や乗車はできません。
一度、八重洲口方面の改札を出て、発券後、八重洲口のJR東海の新幹線専用改札を通る必要があります。(後述しています)
ドリンクについて
ドリンクについては、東海道新幹線(東京~新大阪間)各駅にあるJR東海ツアーズ指定の東海キヨスクなどの駅売店にて、引き換えます。
こだま号には車内販売がないので、新幹線内では引き換えはできません。
万が一、引き換え忘れても、後日(チケットに記載されている出発日より一ヶ月後まで)引き換え可能なので安心してください。
引換商品:
- 660ml以下のソフトドリンク(医薬部外品を除く)
- 350ml以下の缶ビール
- 500ml以下の酎ハイ、発泡酒(日本酒は引換え不可)
- ドリンク券+180円で187mlワイン(一部店舗除く/追加代金は引換えの際に支払い)

公式サイトには、ドリンク券を使えるお店には「クーポン券引換店」のステッカーが貼ってあると書いてあったけど、実際はステッカーは見当たらなくて、お店の方に確認してから使いました。
私はアルコールは飲めないので、ソフトドリンクの中で一番高い特茶を選んでおきました(笑)
発券方法
①「JR東海ツアーズ乗車票受取」ボタンを押す
②QRコードを読取エリアにかざす
③確認コード(6桁数字)を入力
最後に右下の「確定」ボタンを押す
④内容を確認のうえ、「発券」ボタンを押す
⑤利用案内 兼 ドリンク引換券(1予約につき1枚)と、予約人数分のJR乗車票が発行される
JR東海の新幹線専用改札口しか利用できないので注意
JR東海ツアーズの商品なので、利用できる改札口は、指定されたJR東海の新幹線専用改札口に限ります。
(切符ではなく、旅行会社のクーポン券という扱いの為)
在来線乗り換え改札は使えません。
JR在来線で乗り換える場合は、一度改札を出て、JR東海の新幹線専用改札口から入る必要があります。

もし、改札で迷ったら、JRの駅員さんに尋ねましょう。
「ぷらっとこだま」は改札で迷う人も多く、有名なので、JR東日本の駅員さんでも、JR東海の新幹線改札口を教えてくれます。
詳しい改札口の制限についてはこちら
JR乗車票とドリンク引換券の、詳しい受け取り方法はこちら
まとめ
- 日帰りで往復する場合:往復新幹線プランがおすすめ。
- ホテルに泊まる場合:新幹線とホテルの宿泊セットプランがおすすめ。
- ホテルを利用しない場合:ぷらっとこだま(こだま号指定席)がおすすめ。
- 直前の利用などは、金券ショップを利用すると最安値になることもあります。

快適な旅にいってらっしゃい。

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